お茶の摘み方
おごせ茶園のお茶作りについて、
茶園主の生越治郎さんにお話を伺いました。
最初の収穫は、
神様に。
一番茶の収穫の最初の一回だけ、お茶を手で摘んでいます。
神様へのお供え用です。
それ以外は、全て機械を使って収穫します。
手作業でお茶を収穫するのは大変な作業です。収穫を手作業でするとなると、お茶の値段がもっともっと高くなってしまいます。
でも、空気がきれいで楽しいですよ。
機械によるお茶の刈り取りも、決して簡単ではありません。
私のお茶園は山の中にあり、地面が平坦でないからです。刈り取り作業中に躓くことがあったら、余計なものまで切ってしまいます。
お茶刈り機の刃は手術用のメスのように鋭いので、とても危険でもあります。
二人一組で、呼吸をあわせて作業します。
お茶を刈り取っている間は、足下が見えないので、慣れていないと、人によっては足を捻挫したりくじいてしまったりすることもあります。
また、すごく汗をかきます。収穫の時には、着替えを何枚も用意します。
でも、空気がきれいで楽しいですよ。
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